避難区域 地域創生 着実に前進 復興、新たなステージへ 東京電力福島第1原発事故の帰還困難区域のうち6町村に設けられた特定復興再生拠点区域(復興拠点)は2023年11月末までにすべて解除された。避難区域が設けられた県内12市町村は着実に復興し、新たな産業の創出や特徴的な教育の展開など、独自の地域づくりを進めている。 復興拠点の解除完了 道路通行や墓参り自由に 東京電力福島第1原発事故に伴う富岡町の帰還困難区域(小良ケ浜、深谷両地区)のうち、復興拠点に指定された集会所や共同墓地、幹線道路の避難指示が2023年11月30日に解除された。これにより富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村に設けられた復興拠点の避難指示解除が完了した。 6町村の復興拠点の面積と解除日は【表】の通り。 富岡町で避難指示が解除されたのは小良ケ浜、深谷両地区の6カ所の点的拠点と、アクセス道路計7・2キロの線的拠点。居住