アンダーパスの手前に設けられた「けた下制限高」を示す枠。衝突事故が後を絶たない(大阪市内で)=長沖真未撮影、一部画像を修整しています 大阪市の中心部を走る幹線道路・谷町筋にある立体交差「谷町9丁目アンダーパス(掘り下げ式道路)」で、入り口の手前に設けられた「高さ制限枠」(高さ3・8メートル)の鉄製バーへの衝突事故が相次いでいる。市の記録が残る2007年度以降、3年余りで10件発生。事故多発の背景には、国内の主流規格より一回り高い国際規格「背高コンテナ」の増加があるが、直下に地下鉄駅がある構造のため、市は高さ制限を変更できずにいる。 アンダーパスは、府道・千日前通をくぐる形状になっており、渋滞緩和を目的として1968年に完成。ドライバーに注意を促すため、南北の入り口の手前約50メートルには、それぞれ「けた下制限高3・8m」と記した制限枠が設けられている。 ところが、先月20日未明には、コンテ