米ニューヨークの国連総会で一般討論演説に臨むトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領(2023年9月19日撮影)。(c)TIMOTHY A. CLARY / AFP 【9月20日 AFP】国連総会(UN General Assembly)に出席したイスラム教国の首脳陣は19日、一般討論演説に臨み、同教の聖典コーラン(Koran)が燃やされる事案が相次いでいることを受け、欧州諸国が表現の自由の名の下に差別を擁護していると非難した。 スウェーデンではコーランに火を付ける抗議行動がたびたび行われている。同国政府はこうした行為について非難する一方、表現の自由に関する法律で保護されており、禁じることはできないと説明している。 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、欧州諸国にはイスラム嫌悪を含む人種差別が「はびこっており」「耐え難いレベル」に達