軍事政権下のブルキナファソでは、イスラム勢力による市民への襲撃が横行している/Sophie Garcia/AP (CNN) 欧州連合(EU)対外行動庁(EEAS)は13日、西アフリカ・ブルキナファソの村で、市民およそ100人が殺害される虐殺事件が伝えられたと発表した。 EEASの発表によると、ブルキナファソ北中部のザオンゴ村で、女性や子どもを含む市民100人近くが殺害されたと伝えられている。 米政府とEUは虐殺を非難、暫定政権に対して虐殺が起きた状況を解明し、犯人を突き止めるよう求めている。 ブルキナファソは2022年7月に軍事クーデターが発生し、現在は軍事政権下にある。軍事政権は治安対策を優先しているが、今年に入ってイスラム勢力の襲撃が相次ぎ、市民が犠牲になっていた。 4月初めには北部の村が相次いで襲撃され、少なくとも44人が死亡。当局はテロ集団の犯行だったとしている。 4月下旬には同じ