祈りをささげるイスラム教徒(2020年5月4日撮影、資料写真)。(c)ISHARA S. KODIKARA / AFP 【11月7日 AFP】仏パリの空港で、イスラム教徒が出発ロビーで集団礼拝を行う写真がSNSで拡散され、物議を醸している。これを受け政府は6日、「断固」とした対応を取ると表明した。 拡散された写真には、パリのシャルル・ドゴール(Charles-de-Gaulle)空港で、ヨルダン行きの航空便の出発を待つ旅行者数十人が礼拝を行う様子が収められている。 フランスには大規模なイスラム教徒とユダヤ教徒のコミュニティーがあり、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)とイスラエルとの戦闘で、フランス国内の緊張も高まっている。 匿名の空港関係者はAFPに、礼拝はターミナル2Bで約10分間行われ、約30人が参加したと語った。 空港内には