新幹線から看板が見える。727化粧品、ふとん。当サイトでも大山さんがその数を数えていた野立て看板だ。(「東海道・野立て看板鑑賞」) あの看板は新幹線が通らないときも線路に向かって立っているわけで、切ないというか、ばかみたいだ。 しかしあっちから新幹線はどうみえるのか。裏側はどうなっているのか、そもそもどれぐらいの大きさなのか。 近くにはどんな町があるのか。妙にそそられる。 四国取材の帰り、新幹線を途中下車して見に行くことにした。(林 雄司) なんでもわかるインターネット 当てずっぽうに看板を探すのは危険だ。新幹線から見つけて次の駅で降りて探すとしても 下手すると10キロ以上歩くことになる。新幹線の駅と駅とのあいだは遠いのだ。 あらかじめグーグルマップを見ていたら、岡山からほど近い新幹線沿いに看板らしき影が映っているのを発見した。 画面下から光が差しているので、新幹線の高架も家も影が上に延び