読みたい本、読むべき本…本との出合いは、年齢や立場、経験によって変わっていきます。若いうちはスキルを高めたり、知識を身に付けたりする本を読むと即効性があり、成長を実感することも多いでしょう。ただ、ビジネスパーソンとしての経験を積んでいくと、必ず、「俯瞰(ふかん)して物事を捉える視点」が必要になるシーンが訪れます。 組織をどうつくっていくのか、事業をどう発展させるのか、窮地をどうやって乗り越えるのか、組織・企業が目指すものはいったい何なのか…簡単に答えが出せない難問にぶつかることも多くなります。 目先のゴールだけでなく、高い視座で、より遠くの目標に到達し、より長くより大きく成長するための土台になるのが、「不変の哲学」や「世の中の原理原則」です。 今回は、創業者の思想や組織づくりの原則を改めて学べる本など、多くの経営者たちが大切に読み続けてきた思想・哲学ジャンルのビジネス本を12冊選びました。