2007年3月31日、携帯電話業界に“約13年ぶりの新規参入事業者”として名を連ねたイー・モバイル(参照記事)。データ通信サービスのみというラインアップながら、当初から3Gの高速通信規格「HSDPA」を採用し、最大3.6Mbps(後に7.2Mbpsを投入)の高速サービスを定額制で投入。モバイルの世界に“後戻りできないスピード”の衝撃を与えた。筆者の周囲でもイー・モバイルユーザーは確実に増えている。特に都市部のエリアが充実した昨年後半からは、出張の多いビジネスパーソンでイー・モバイルを使っている人をよく見かけるようになった。 ドコモやau、ウィルコムなどがイー・モバイルへの対抗措置ともとれるデータ通信サービスの拡充を行ったことを鑑みても、昨年、イー・モバイルが市場に与えたインパクトは、純増数で反映される以上の大きさだったと言えるだろう。 そのイー・モバイルが、3月28日から音声サービスを開始
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