9月20日に登場する「iPhone 5s」と「iPhone 5c」の発売を受け、主要3キャリアがそろってiPhoneを扱うようになった。そこで改めて注目されているのが、iPhoneを高速、かつ快適に利用するためのネットワークの充実度合いだ。ライバルがネットワークの優位性を積極的に打ち出すなか、iPhoneをもっとも長く扱っているソフトバンクモバイルはどのような姿勢でこれに対抗しようとしているのだろうか? 関係者に話を聞いた。 接続率の高さからネットワークに自信を持つソフトバンクモバイル 新しいiPhoneの投入に向けたネットワーク施策に関して、特に自社の優位性を強くうたっているのがKDDI(au)だ。実際、同社の田中孝司社長は、iPhone新機種の発表直前の9月2日に、2013年に相次いで発生した障害への対処実施とともに、“プラチナバンド”の1つである800MHz帯を活用し、下り最大75M