米国の株式市場にIPOされた若い企業に投資する場合、投資家が必ず守るべき鉄の掟があります。 【最初の決算でコケる企業に見込みは無い】 IPO直後の決算でロードショウの際に主幹事証券に伝えた業績予想より低い決算を出してしまう会社には投資する価値はありません。 主幹事証券は折角IPOに応募してもらった投資家を落胆させないよう、最初の業績発表に関しては極めて控え目に余裕を見た数字を提示するよう発行企業に指導します。 わざと自分の身の丈に合わせた、クリアしやすいゴールを設定するわけですから、自分で自分の設定した楽勝の目標を達成できないというのはよっぽど経営能力の無い経営者です。 だからIPO直後の決算をしくじった会社の株はすぐ売ってください。 IPOして2年以内にCEOやCFOが辞める会社も見込みはありません。 この点も経営幹部はIPOに際して主幹事証券から厳しく釘を刺されます。 【2回連続してネ