内科に関するdora223のブックマーク (1)

  • 生化学通信講座(NARA塾)

    【問題2】3. 難度 I : CaとPの代謝を調節するホルモンには、副甲状腺ホルモン(PTH)、活性型ビタミンD、カルシトニン(CT)がある。 PTHは、骨芽細胞にあるPTH受容体に結合し、骨形成を促進し骨代謝回転を高めることにより骨吸収も促進する。結果として破骨細胞の機能が上回りCa、Pを血中に動員する。また、腎臓では近位尿細管においてPの再吸収を抑制し、遠位尿細管ではCaの再吸収を促進することにより、血中Pの低下、血中Caの上昇が起こる。活性型ビタミンDは、副甲状腺に働いてPTHの合成、分泌を抑制する。 腸管ではCa、Pの吸収を促進する。また。遠位尿細管でのCa再吸収を自ら高めるとともに、PTHのCa再吸収作用を増強する。 CTは、破骨細胞に作用することにより骨吸収を抑制する。CTの受容体は破骨細胞にしか存在しないが、骨吸収の抑制により二次的に骨芽細胞による骨形成も抑制される。

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