そうした中、ツイッターはIPOに向けて収益の柱となる広告事業の多角化を図ろうとしている。 例えば先週同社は、モバイル向けの広告配信を手がける米国の新興企業、モーパブ(MoPub)を買収した。ツイッターは詳細を明らかにしていないが、買収金額は3億~4億ドル相当と見られており、創業以来最大の買収と言われている。 モーパブは、モバイル向け広告の管理、最適化を手がけるほか、広告枠のリアルタム入札システムを運営している。ここで競り勝った広告は、インターネットラジオやレストラン予約サービスといった様々なアプリに配信される。 つまり、ツイッターはモーパブの買収によって、自社サービス以外の媒体の広告を初めて手がけることになる。 簡素な広告からの脱却が収益拡大のカギ これまでのツイッターの広告は簡素なものにとどまっていた。同社の広告を大まかに分けると、次の3つになる。 (1)ユーザー用のホーム画面に表示され
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