「コスプレ」の面白さがよく分からなくて、コミケなどでキャラクターの衣装に包んで写真を取られている方々はどこらへんに面白味を見出しているのかなーと以前から思っていた。 単純に疑問だった 「承認欲求だよ」と言う人もいたが、確かにそういう面もあるのかもしれないけど、実情とかけ離れているような気がした。そうじゃなくてわざわざ衣装・装飾を作ったり買ったりしてまでキャラになり人前に出る事の醍醐味というのかな、それは単純に承認欲求で回収されないのではないかと、もっと違う側面があるのではないかと。 そして、「キャラクターを現実に具象化させること」「キャラクターと自分を同一化させること」が醍醐味なのかもしれないと思った。 「我は1000年を生きた魔女ぞ!」と宣言する右代宮真里亜よろしく、「好きなキャラクター」を「自分が演じること」――もっというと自分の中に"溶解"せしめることに――価値があるのではないだろう