2009年05月22日14:09 カテゴリ医療 新型インフルエンザ対策の滑稽と恐怖 以下は、5月21日付のWHOのデータである。 <新型インフルエンザ国別感染者数> 1位 米国 5710人 2位 メキシコ 3892人 3位 カナダ 719人 4位 日本 259人・・・・・・ 日本で(検疫ではなく)国内感染が始めて確認されたのは5月16日、そのわずか5日後には世界第4位に躍進したわけだが、いまや、他の国が日本発の飛行機を対象に「機内検疫」をしてもおかしくないほど、感染は蔓延していたのである。感染のレベルがわずか5日の間にゼロから世界4位に跳ね上がることなどありえないので、「日本は感染蔓延の事実に気がつくのが遅れた」と批判されてもしかたないのではないだろうか。 幸い、他の国は、機内検疫など科学的に意味がない(この件については前々回論じた)ということを了解しているおかげで、いまのところ日