埼玉県朝霞市の女子中学生が行方不明になり、2年ぶりに保護された事件。逮捕された容疑者の人となりについて「アニメに熱中」と伝えた一部スポーツ紙の記事に、ネット上で反発の声が相次いでいます。別のスポーツ紙もアニメを「犯罪と結びつけることに違和感を感じる声があるのも仕方がない」との記事を掲載。こうした現象をどのように考えればいいのか、アニメ評論家の藤津亮太さんに聞きました。 「またアニメ叩きか…」 「オタク=犯罪者予備軍の認識を助長している」「またアニメ叩きか…」。これらは先月29日付「日刊スポーツ」に掲載され、その後同社ニュースサイトでも配信された記事に寄せられたツイッター上の声です。 記事では、容疑者の同級生や近所の住民などの証言が伝えられています。その中で高校時代の同級生の話として、人気学園アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」に熱中していてカバンにキーホルダーを付けていたというエピソードが盛り込まれ