中国漁船衝突事件の映像が神戸市内のネットカフェから投稿されていた疑いが強いことが判明したのを受けて、東京・霞が関の海上保安庁では「全くの想定外だ」と、驚きと困惑が広がった。 海保によると、今回の事件で石垣海上保安部(沖縄県石垣市)に出入りした応援職員は第11管区海上保安本部(那覇市)からのみで、第五管区海上保安本部(神戸市中央区)からは職員や巡視船を派遣した事実はない。 また海保では、休暇などで管内を離れる場合、保安部長など所属長以上は正式な決裁が必要だが、突発的に現場に急行する業務の性格上、幹部でない職員でも事前に許可を取ることが慣例化している。石垣海上保安部のような小さな部署であればなおさら、こうした連絡は徹底しているという。 ある海保幹部は「事件の最中に私用で本土に出て行く職員がいたとはまず考えられない。第三者が関与している可能性があるということだと思うが、何とも言いようがない。いず
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