合成麻薬MDMAを一緒に飲んで容体が急変した女性を救命しなかったとして、保護責任者遺棄などの罪で懲役2年6月の実刑判決を受け、22日に裁判所に保釈申請をした元俳優、押尾学被告(32)。拘置所暮らしはこたえるらしく、接見した弁護士に「広いところを走りたい」とグチりながら、「日本で芸能活動を再開するのは無理」と厳しい現実を直視しているという。このまま芸能界復帰はあきらめるのか。 野嶋慎一郎弁護士は24日に押尾被告と接見。押尾被告は「人と話したい」と孤独に耐えられない様子で、約4時間半にわたって話した。 話題の中心は控訴審での方向性だったが、押尾被告は「広いところを走り回りたい。のびのび体を動かしたい」と愚痴をこぼし、拘置所前に記者が集まっているのを知ると、「おれの拘置所内での様子をどんどん伝えてもらっていい」と話した。