トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 警察庁がネット捜査で新手法 違法情報の摘発強化 2010年9月30日 12時08分 児童ポルノ画像や覚せい剤の取引勧誘などインターネット上の違法情報の摘発を強化するため、警察庁は30日、違法情報の発信地の特定を警視庁が一括して行い、発信地を所管する都道府県警に本格捜査を割り振る新しい捜査手法の導入を決めた。 10月1日から試行し、来年4月に本格的な運用を始める方針。 ネット上の違法情報は、警察庁が業務委託した財団法人が運営する「インターネット・ホットラインセンター」(IHC)が一般の利用者から受け付けて警察庁に通報しているが、これまで同庁は違法情報の発信地が分からないまま、IHCの通報を全都道府県警に全件通知していた。 このため、どこの都道府県警が所管になるのか明確にならず、「お見合い」(警察庁幹部)をしてしまうなど、十分な捜査に