なるべくならドザ機から目を放していたかったが、どうしてもその不細工な格好が視界にチラチラと入り込む。 俺のMBAは厚さが0.5センチあるかないか、大きさは10インチぐらいのスタイリッシュな外観なのだが、一方でそのドザ機(種類はなんなのかわからないし知りたくもないが)は厚さが3センチか4センチぐらいはありそうだ。サイズはA3用紙サイズぐらいなのか?って、それ家の中で持ち運ぶようであって外に持ち出すようじゃないんじゃ…。 というかドザ機のユーザであるドザ達はどっちかっていうとやたらスペックに重きを置く人が多く、いかにして重たい処理を軽々と行うか競いあっているかのようで、結果、あのようなやたら大きなサイズで不恰好の高スペックパーソナルコンピュータになる。 その突拍子もない外見に周囲のマカー客はドン引きするが、そのモッサリ体型の男は「何?パソコンを持ち込むのは個人の自由でしょ?ww」という意味合い