ソーカル事件(ソーカルじけん、英: Sokal affair)とは、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカル[注釈 1]が、1995年[注釈 2]に現代思想系の学術誌に論文を掲載したことに端を発する事件をさす[1]。 ソーカルはポストモダン思想家の文体をまねて科学用語と数式をちりばめた「無内容な論文」を作成し、これをポストモダン思想専門の学術誌に送ったところ、そのまま受理・掲載された。その後ソーカルは論文がでたらめな内容だったことを暴露し、それを見抜けず掲載した専門家を指弾するとともに、一部のポストモダン思想家が自分の疑似論文と同様に、数学・科学用語を権威付けとしてでたらめに使用していると主張した。 論文の発表につづいてソーカルは、フランスのポストモダン思想家を厳しく批判する著作を発表し、社会的に大きな注目を浴びた。 1994年、ニューヨーク大学物理学教授だったアラン・ソーカルは、
2010年3月5日(金) 〜2010年3月6日(土) 国際シンポジウム 「クール・ジャパノロジーの可能性」 The Futures of Cool Japanology: An International Symposium 2010 内容: クール・ジャパンとはなんだったのか。そしてこれからどうなるのか。経済効果や産業振興の面ばかりが語られる映像やキャラクターのグローバルな受容。その政治的で文化的な意味について、日本を代表する論客とクリエイターが、欧米の第一線の研究者を招き、2日にわたって論戦を繰り広げます。 文化研究のフレームを根本から捉え返す1日目と、日本文化を貫く「未成熟」の問題に迫る2日目からなる大型国際シンポジウム。 2010年3月5日(金) 18時00分〜21時00分 「もう一つの日本学−批評、社会学、文化研究」
LIVE ROUNDABOUT JOURNALが2週間後に迫ってきました。今年のLRAJは例年以上にハイ・コンテクストな議論になることが予想されますので、参考文献を挙げておきます。来る人は予習をしておきましょう。 まずこの1冊 -1.『思想地図 vol.3』東浩紀+北田暁大・編, 2009, NHK出版 今回の議論は巻頭の共同討議「アーキテクチャの思考の場所」(浅田彰, 東浩紀, 磯崎新, 宇野常寛, 濱野智史, 宮台真司) と、部分的に連続するものになるはずです。何はともあれ、この共同討議の内容だけは頭に入れて来て下さい。拙稿「グーグル的建築家像をめざして」も共同討議の内容を受けるものになっていますので、まだ読んでいない人は、この機会にぜひ読んで下さい。 そしてこの4冊 -2.『空間へ―根源へと遡行する思考』磯崎新, 1997, 鹿島出版会 = プロセス・プランニング論所収 -3.『ビ
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