名称はともかく覚えるしかありません。これも各出版社や編集部、プロダクションでさまざまです。 たとえば台割のことを「ふんどし」や、シャレて「メニュー」と呼ぶ編集部もあります。基本的な意味さえ理解すれば、どのような場所に行っても「ああ、台割のことか」と理解できますが、単語としてだけの記憶では事故にもつながります。 広告業界や出版業界のように業界が違えばやむを えないかも知れませんが、同じ出版社の中でも、編集部により慣習で使用しているため、一般化していない用語を使っている人の多いのには驚きます。 はじめての仕事の場合、おやっと思ったら「○○のことですね」と聞き返す癖をつけましょう。多くの人と作業する編集現場では名称はコミュニケーションの基本です。