eコマース企業ザッポスは2014年5月、求人公募の廃止を発表した。代わりに就職志望者のコミュニティをつくり、緊密な交流を経て人材と職をマッチングするという「ザッポス・インサイダー」プログラムを開始。この画期的な採用制度は、他社も実践すべきものなのか。「人材サプライチェーン」の提唱者ジョン・ブードローがザッポスの戦略を紐解く。 ザッポスは従来にない画期的な人事制度を次々に打ち出してきた。たとえば、自分は社風に合わないと感じる新人社員に向けた「退職ボーナス制度」は同社が最初に導入し、やがて親会社のアマゾンに採用された。そしていま、ザッポスは求人公募を廃止しようとしている。この方針は、同社のソーシャル・リクルーティングと雇用主ブランド戦略を担当するステイシー・ドノバン・ゼイパーが「旧来の採用方法を、新しい方法で復活させる」と言うように、一昔前の時代を思い起こさせる(求人公募廃止の理由を詳述したゼ
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