高速道路SA/PAのトイレは時に待ち行列が発生することもありますが、NEXCO中日本では「2分以上待たせない」を目指し、ある数値に基づいてトイレの改良に取り組んでいます。その数値「最適便器数」とは、どのように算出されるのでしょうか。 トイレ利用状況のビッグデータを解析 高速道路のSA/PAに立ち寄るおもな目的のひとつがトイレでしょう。しかし、渋滞区間や、その渋滞を抜けた先のエリアでは利用が集中し、特に女子トイレでは行列することを心配する人もいるかもしれません。 拡大画像 新東名高速 清水PAのトイレ。ビッグデータの解析により算出された「最適便器数」の理論が活用されているという(画像:NEXCO中日本)。 そのようななか、NEXCO中日本は待ち時間の短縮を目指し、トイレの改善に努めているといいます。エリアごとに「最適便器数」なる数値を算出し、それに基づき施設のリニューアルなどを行っているのだ