2350名――。 この数字は、9月12日に発売されたNumberPLUS「欧州蹴球名鑑」で紹介した、サッカープレーヤーの数だ。 今年で刊行10年目となる「欧州蹴球名鑑」は、ヨーロッパの主要なサッカー・リーグのクラブ情報を今夏の移籍を踏まえて網羅した選手名鑑だ。イングランドのプレミア、スペインのリーガ、ドイツのブンデス、そしてイタリアのセリエAは全チームを、それ以外の国からはチャンピオンズリーグに出場する16チームをピックアップして掲載している。 ちなみに今年は史上初めて2部に降格したドイツのハンブルガーSVが掲載されない「名鑑」となった。高原直泰も所属した名門の降格はサッカー史の事件だろう。 巻頭に掲載された3本の記事や合計14本のコラムも他では読めない記事ばかりなので目を通していただきたいのだが、毎年「欧州蹴球名鑑」の最大の読みどころといえば、掲載した2000名以上の選手をそれぞれ60字
![Number欧州蹴球名鑑の作り方。選手キャプション「60字」の美学。(涌井健策(Number編集部))](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5e2de3871d2610f5278a48dd233bf06cf608a93e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnumber.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2F2%2F-%2Fimg_32ec12d2c1e490582cb00310eeded25c200967.jpg)