稲わら汚染発覚までのドタバタについて週刊文春(8月4日号)の記事「『放射能汚染牛』農家が告発する『致命的な無策』」が伝えている。なんとなく結果として稲わらが汚染されていたことを知っているひとが多いだろう。私もその一人だった。上記の週刊文春の記事を読んでその混乱ぶりを時系列で整理する。 稲わら汚染にいたるまでの時系列 ■5月 5月11日 この日に採取した牧草から暫定規制値を越える放射性セシウム検出(宮城県丸森町・大崎市) 5月18日 上記の事実を宮城県が公式に発表 5月19日 1回目の合同会議(宮城県登米市 ※上記の大崎市の隣) →農家側「稲わら大丈夫か?」行政側「まあ大丈夫でしょう」(※週刊文春記述ママ) ■6月 6月1日 牧草の検査(登米市) 6月7日 牧草の検査(登米市) →規制値をはるかに下回る数値が検出され、牧草の使用規制解除。同時に稲わらの使用も大丈夫だとされた。 ※1ヶ月経過