アパレル大手の三陽商会は19日、英バーバリー社と結んでいた高級ブランド「バーバリー」のライセンス契約を来年6月末で終えると発表した。三陽商会が企画、生産する商品はなくなり、英バーバリー社が直接生産する商品に切り替わる。 三陽商会が国内で展開する若い世代向けの「バーバリー・ブルーレーベル」と「バーバリー・ブラックレーベル」は、新たにライセンス契約を結び、バーバリーという名前は使わずに新ブランドとして残す。 バーバリーは自社で生産する商品を世界各地の直営店で売っている。日本では、三陽商会が1970年にライセンス契約を結び、日本人の体形や好みに合わせた商品をつくり、百貨店などで売ってきた。