今、アメリカで優しさと頭脳、そして行動力を持ち合わせたある高校生たちが話題だ。彼らは、ある日、生まれつき脚の不自由なあるニャンコのことを知った。 もともと「ものづくり」が好きな彼らはニャンコのために歩行器の製作を思い立つ。そして知恵を出し合い苦心して作った歩行器がなかなかの出来! ニャンコはついに自分で走ることができるようになり、人々に大きな感銘を与えている。 ネコのフリッパーは生まれつき脊髄が曲がっていて、後ろ脚を自由に動かすことができなかった。その曲がり方は、ちょうど電話のケーブルがねじれているような状態だ。そのため、歩こうとすると身体の前半分は前方に進むのに後ろ半分は横に移動してしまい、思うように動き回ることができなかったのだ。 そこへ、フリッパーのことを知った地元の高校生たちが協力を申し出てきた。米コロラド州のコニファー高校でロボット工学を学ぶ生徒たちは、脚の不自由なネコのために歩