デジタルサイネージ、屋外で変幻自在の新世代広告《広告サバイバル》 (1) - 09/06/29 | 12:20 60インチの巨大画面に表示された近隣のお店のリスト。好みの喫茶店をタッチすると、その場所までの経路案内が表示される――。これは、NTTと電通が実証実験中のデジタルサイネージを利用した街情報案内板の操作例だ(右写真)。地下鉄・赤坂駅周辺などに今年2月から登場し、通行人の注目を集める。 デジタルサイネージ(電子看板)とは、交通機関、店頭、公共施設など家庭以外の場所で、ネットワークに接続したディスプレーを使って情報発信するシステムのこと。もともとは、空港でのフライトインフォメーションや高速道路での渋滞情報など、情報提供媒体として普及した。 紙媒体との最大の違いは、ネット接続により何度でも内容の変更が可能な点。「朝は清涼飲料、夜はビールの広告」「渋谷では若者向け」など時間や場所の特