ジャストシステムは2007年10月16日,Linux用の日本語入力システム「ATOK X3 for Linux」(エイトックエックススリー,以下「ATOK X3」)を同年11月30日に発売すると発表した。ATOK X3は,Windows版で最新の「ATOK 2007」と同じ変換エンジンと辞書機能を採用し,使い勝手もほぼ変わらない作りになっている。 Linux用のATOKは,2004年12月に発売された「ATOK for Linux」以来の登場となる。ATOK for Linuxは,単体で販売されただけでなく,「Turbolinux FUJI」などの有償のLinuxディストリビューションに組み込まれて提供されていた。ATOK for Linuxの後継製品となるATOK X3では,変換エンジンが一新され,「ひとがいないかさがしてみる」という変換を,1回で「人が/いないか/探してみる」と正しくで