富士通は,すり合わせ設計といった日本固有の業務プロセスに対応した機械系の3次元CAD(コンピュータを利用したデザイン)ソフトの新版「SolidMX V3.0」を,1月15日に出荷した。同社が開発した国産製品であり,日本企業に向くとしている。価格は,119万円(税別)。販売目標は今後3年間で1万5000ライセンス。 SolidMXは,国産の3次元CADソフト。特徴は,日本の文化であるすり合わせなどの設計手法に対応する点である。すり合わせとは,異なる部署や担当者が試作品やデザイン・レビューを評価して細かい仕様を詰めていく設計/開発手法を指す。SolidMXでは,3Dモデル上に寸法や注記などを記入して設計意図を伝達する機能や,3Dモデルから2D図面を生成する機能など,特徴的な機能を持つという。 新版では,3次元グラフィックスを表示した画面上で,2次元CADソフトと同様の操作によって3次元モデルを
バーチャル人間『サントス』、製品開発で活躍 2006年2月27日 コメント: トラックバック (0) John Hudson 2006年02月27日 「デジタル人間」。この言葉が喚起するイメージといえば、米インダストリアル・ライト&マジック社や米ピクサー・アニメーション・スタジオ社のような制作会社が、次なる大ヒット映画のために創造するポリゴンのキャラクターといったところか。だがこの技術は、映画館で観客の目を楽しませるだけでは終わらない。その一例が『サントス(画像)』だ。 バーチャルな空間で存在するデジタル人間のサントスは、企業の大幅な経費削減を実現したり、兵士の救命に役立つ可能性を秘めている。 サントスは、アイオワ大学が進めている『バーチャル兵士研究』(VSR)プログラムの産物で、モーション・キャプチャーのデータと組み合わせたアルゴリズムを用いて開発された。ワイヤー・フレームの骨格から筋肉
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く