東京・虎ノ門におかきとコーヒーなどの飲み物を無料で提供する「フリーカフェ」が登場した。この不況下に「0円」でティータイムを過ごせるというだけあって、連日、近くに勤める会社員で賑わっている。フリーカフェなるビジネスはどう成り立っているのか。 サラリーマン憩いの場?全114席が満席 おかきと飲み物が全部タダ、と人気を呼んでいるのは、「フリーカフェ播磨屋ステーション東京霞が関」(東京・虎ノ門)だ。8種類のおかきを、コーヒーやほうじ茶を飲みながら、座って試食できる。1人でも多くの人に食べてもらいたいという店の意向で、おかきは1人1皿までと決まっている。 おかきを販売していた店を改装して、2009年5月にオープンした。運営している播磨屋本店(兵庫県豊岡市)によると、平日は会社員や近くの虎の門病院の利用者の憩いの場となり、午後には全114席が満席に。1日の利用者は1000人にものぼる。 播磨屋本店は1
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