アンジュルム『大器晩成』、つばきファクトリー『就活センセーション』など、ハロー!プロジェクトのグループに、数々のライブ鉄板曲を提供してきたミュージシャン、中島卓偉。そんな彼がこれまで提供した曲をセルフカバーしたアルバム『GIRLS LOOK AHEAD』が1週間後、3月27日に発売となる。今回はその発売を記念して『月刊ENTAME』2月号に掲載された2千字のインタビューを大幅に加筆。1万2千字の完全版としてお届けします。中島卓偉が考える「ハロプロっぽさ」とは? ──今回は「ハロプロっぽさとは何か?」というテーマについて、音楽面からたっぷり語っていただこうかと考えています。 中島 ハロプロっぽさか……。それ、意外に難しいテーマかもしれないですよ。 ──そういえば以前、卓偉さんは別のインタビューで「そもそもアイドル用の楽曲を書こうとはしていない」と話していました。 中島 あぁ、たしかにそう言い