3月18日(土)夜、新潟市民プラザでの『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の上映後に片渕須直監督が登壇し、作品について「さらにいくつもの『人生』があるという思いで作りました。世界にはいくつもの片隅があって、(この映画は)世界中であの時代に生きていたいろんな人たちの象徴ではないかと思っています」と制作に込めた思いを吐露。 当時の街並みを再現すべく、原作では描かれていない背景も、実際に現地で地元の方々に話を聞き、看板のロゴにいたるまで調査するという緻密な情報収集を重ねたという片渕監督。「抽象的な1日ではなく実際にあった日々を再現したい」「リアリティを繋ぎ止めて、逃げないようにしたい」という思いから、当時の学生が書いた日記も参考にし、実際の天気までも確認。その熱い思いが、胸を打つリアリティに繋がった。 続く19日(日)、片渕監督は、新潟日報本社「そらの広場」に満場の観客を集めて、タイトル未定
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