コラム別に読む : 書店員に聞く アイドル原論 - 保科龍朗 | BOOK.asahi.com：朝日新聞社の書評サイトラン、スー、ミキとかアイドルは３人組までが世の定め。４８人も名前覚えてらんないって！ と居酒屋トークで息巻くおじさまたち。２０世紀のアイドルの世界へタイムスリップして、しばしおくつろぎくださいませ。 ■ブックファースト新宿店 渋谷孝さんのおすすめ （１）あの時、マイソング ユアソング [著]都倉俊一 （２）松田聖子と中森明菜 [著]中川右介 （３）ＢＯＭＢアイドル３０年読本 ▽記者のお薦め （４）グループアイドル進化論 [著]岡島紳士・岡田康宏 天皇を「日本国の象徴であり日本国民統合の象徴」とする日本国憲法第一条の「象徴」を「アイドル」に読みかえてみたい、とコラムニストの中森明夫はアイドル論集『アイドルにっぽん』（新潮社）の序章で宣言している。 すると即座にわが国の本質が、まざまざと浮かび上がる。天皇をアイドルとする芸能国家なのだと。 中森によれば、１９６０年代までの神聖な「スターの時代」
