タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

福田恆存と参考文献に関するealのブックマーク (1)

  • 辛口コラム

    福田恒存という思想家は「偉大なる常識家」である。 したがって常識が通用しない時代に重宝されたのは当然だったにしても、ますます常識を失った現代日において、ますます貴重な存在として輝き続けるのである。ちょうど評者(宮崎)は学生時代だった。 書に収められた評論の数々(ほぼすべての論文が昭和四十年から四十五年)を私は当時、夢中で読んだ記憶がある。学生運動真っ盛りの頃である。 慶応、早稲田に端を発した大学紛争は、暴力的になって日夜激化し、昭和四十五年に赤軍派ハイジャックと三島事件へといたる。日が騒然としていた。 大学は荒廃し、教育が歪曲され、価値紊乱が方々で起きていた。福田は常識の回復を訴えていた。 夢中で読んで、福田氏に講演に来てもらったことも数度。電話での長話も経験した。最初に講演を依頼したのは昭和四十二年だった。「戦後日の知的退廃」とかの演題だった。 感動したのは学生新聞の編集者風情を

    辛口コラム
  • 1