無人の民家の敷地内に洗濯機を持ち込み、約1円分の電気を使ったとして、高知県警佐川署は27日、同県仁淀川(によどがわ)町の農林業の男(55)を窃盗などの疑いで逮捕した。容疑を認めている。 逮捕容疑は、10月4日から同23日までの間、高松市の男性(63)が管理する仁淀川町竹ノ谷の家の敷地内に侵入し、洗濯機を搬入。軒先のコンセントに電気コードを接続した上、23日午前9時ごろに洗濯機を稼働させて電気代約1円分を窃取したとされる。 佐川署によると、男は自分の衣服などを洗濯していたらしい。周辺の民家でも同様のトラブルが発生しており、同署が関連を調べている。【小坂剛志】