ECサイトをブランディングし、「売り場」から「体験する場」に変えるために行うべきこと オンラインでモノを買うことができるようになって20年以上の月日が経つ。当初はECサイト自体も珍しく、数も多くなかったため店舗を開設しただけで多くの売上を作ることが出来たものだ。しかし、インターネットの爆発的普及などによりECサイトの数も飛躍的に増加し、今や190万店舗近くが国内に存在するといわれている。そのため、多くの特徴のないECサイトは競合店舗の中に埋没していき、売上を作ることに苦労し、売れても価格競争に疲弊してきている状況が目立ってきている。 そのような中でECサイトを単純なモノの売り場から、ブランドや商品の世界観を体験する場所にシフトしていくことで成功を収めている事例が増えてきている。今回は、このような“ECサイトのブランディング”について、その成果と方法論を見ていきたい。 ※当記事はフラクタ社か