客単価とは? デジタルやeコマース関連の用語では、珍しく日本語のみのキーワードで、替わりとなる横文字もない、重要な用語である“客単価”。eコマースだけでなく物の売買が行われる場で頻繁に使われる言葉である。コマース基本用語解説の第4回目は、この客単価について解説する。 用語解説 客単価とは、1回の購買によって消費者1人当たりが支払う総額のことである。客単価は1人ずつ計算するわけでなく、店舗の売上高を購入客数で割ったものを指す。 客単価[円]=売上高[円]÷客数[人] 「客単価」は、飲食店、小売店、ECサイトにおいても考え方が同じであり、すべてのビジネスで通用する重要な用語である。例えば、ECサイトにおいては、客単価を一定期間や一定の母数で計測、平均化した平均客単価が重要な指標として扱われる。また、この平均客単価も単に客単価と呼ばれることがあり、厳密に区別して利用している人はそれほど多くはない