保護猫のボランティアをやっているわたしが大昔に出会ったホームレスさんの話です。公園に住み着いていたその男性は、猫を集めて子猫を産ませることを繰り返していたので、どんどん猫が増え、とうとうご近所から苦情がくるまでになりました。 ボランティアの仲間数人で、猫を保護しては手術をするTNRを行っていましたが、ある日、今度はその男性から苦情が。話を聞くと、「三毛猫のオスが生まれるのを待っているから、不妊手術はさせない」「三毛のオスが生まれたら大金が手に入るんだから!」とたいそうな剣幕でした。オス三毛はとても貴重で、大金で取引されるという噂を聞いたそうです。 実際に現在、オス三毛が大金で取引されているかどうか、わたしにはわかりませんが、オス三毛がでるのを期待しながら子猫を産ませるのが、男性にとっての生きがいだったのかもしれません。 そんなこんなで何度も話し合いましたが、最後まで三毛とサビのメス、そして
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く