経験の浅い人ほど全体を見通せぬまま判るところから記述しようとします。細かい記述を集めてみると、つながりが機能していないことがその時になって判ります。 この章は、少しVBAをカジり始めた方に読んでいただこうと作成しました。 入門書などでVBAの基礎的なことは解ったけれど、実際に要求されるものを「仕組み」として作成するのには、手の付け方が解らない。などと考えている方のための説明です。 大きな「仕組み」になればなるほど、取り組む上での考え方がしっかりしていないと、手を付けてからいつまでたってもメドが立たない状態になってしまいます。 どれだけのコードを書く、動作確認する、後の積み残しがどれだけある、などを随時、明確にしながら取り組むための考え方の一例ですが、 ここから数ページに渡る解説を理解していただければ「自信」がつくと思います。 まず、「要件」の整理が必要です。 VBAの勉強はしました。では、