一見、小鳥の絵が描かれた普通の箸置きが、意外なデザインで人気だ。「小鳥の箸置」は、箸を置くと小鳥が木(箸)に止まっているかのように見えるのだ。 これは石川県の伝統工芸である九谷焼の窯元・上出長右衛門窯と、日本のものづくりをプロデュースする丸若屋が立ち上げたブランド「KUTANI SEAL」から発売されたもので、本来九谷焼きは職人が筆で絵を描くが、あらかじめ印刷した模様をシールのように貼り付けるという転写技術もある。その技術を使ったKUTANI SEALは入手しやすい価格だけでなく、九谷焼の世界に遊び心を持ち込み、若い世代の新たな顧客を獲得している。 小鳥の箸置は2013年11月の発売後、商品を扱う中川政七商店の公式Facebookページで紹介したところ、通常の商品よりぐっと多い“いいね2,982”“シェア152”という数を記録。クチコミで売れていった。 商品誕生のきっかけは、上出長右衛門窯
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