asahi.com（朝日新聞社）：２月の１カ月間生産ほぼ停止 日本製紙岩国工場 - ビジネス日本製紙岩国工場（山口県岩国市）が２月中の生産をほぼ停止することがわかった。主力の折り込みチラシやカタログ向け塗工紙の需要が落ち込んだためで、その間、従業員約６４０人は休業する。 工場は１日約２３００トン製造する能力があるが、昨秋から一部のラインを止めるなど生産調整に入っていた。１〜３月分の減産を２月に集中させ、１、３月の減産幅を圧縮した方が生産効率が高くなると判断した。 ただ、生産量の３％を占め、製造に時間がかかる高級塗工紙の一部は２月も生産を続ける。 休業期間中の賃金カットは実施しない見通し。日本製紙は、国が企業に従業員の休業手当を助成する雇用調整助成金の申請を検討するという。 日本製紙の親会社、日本製紙グループ本社は昨年９月、００年以来８年ぶりの大規模減産に踏み切った。減産は昨年１０月までの予定だったが、景気悪化で減産幅は拡大している。岩国工場は石巻工場（宮城県石巻市）などと
