Mac / iOS 開発担当の松本です。 皆さんご存知のように iOS アプリを作るのに欠かせない Objective-C は、メソッドの解決が動的なこともあり、C言語のファミリーでありながら強力なリフレクション機能を備えています。そのリフレクションの必要性等から、実行ファイルには様々な情報が埋め込まれていて、何気なくバイナリエディタで開いただけで、テンションが上がるバイナリに仕上がっています。のぞかずにはいられませんね。という訳で今日はこのバイナリを少しのぞいてみたいと思います。 まずはバイナリの概要を抑えておきましょう。iOS 上の実行ファイルは Mach-O という形式で(まーく・おーと読むらしい)、これは Windows や Linux でいうところの EXE や ELF にあたります。この Mach-O のフォーマットについては アップルからドキュメントが提供されていますね。 細
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