川内原発20キロ圏 防災パンフ配布 鹿児島県、対象5万戸 2011年9月6日 01:28 カテゴリー:社会 九州 > 鹿児島 鹿児島県は5日、川内原子力発電所(同県薩摩川内市)の原子力防災対策重点地域(EPZ)を現行の原発10キロ圏から20キロ圏に独自に拡大するのに伴い、本年度内に20キロ圏の全約5万2千世帯に避難方法などを記したパンフレットを配布すると発表した。放射線量を計測する国委託のモニタリングポストも現行の1基から6基に増設する。関連事業費約1億4600万円を盛り込んだ補正予算案を13日開会予定の県議会に提出する。 川内原発10キロ圏には薩摩川内市といちき串木野市があり、圏内人口約2万5千人。20キロ圏は阿久根市が加わり、圏内人口は5倍近くの約11万8千人に膨らむ。 モニタリングポストは県も独自にこれら3市に計22基を設置しているが、国委託のポストは鹿児島市の1基だけだった。増