三角測量の際に経度、緯度、標高の基準になる点で、測量法で定められている測量標の一つでもあり、永久標識に分類される「三角点」。平成21年3月31日現在、一等から四等まで107,837もの三角点があるらしく、うち一等は974点。神奈川県内には8箇所(参照)。 横浜市内で唯一の一等三角点に行ってみた。 名称:「長津田村」、山名:高尾山、標高:100.46メートル、北緯:35度30分42秒.2997、東経:139度29分00秒.8995(世界測地系) 鳥居の足元に、花崗岩の標識が埋もれていた(漢字の「三」だけ見えている)。100年以上前に陸軍参謀本部によって設置されたものと勘案。横浜市北部の最高峰なのだそうだが、隣には畑が迫り、背景に見える東工大の校舎より低い。 以上、覚え書き。