東京スカイツリーの展望フロアから望む初日の出。雲の切れ間から少しだけ顔を出した=1日午前6時53分、東京都墨田区、白井伸洋撮影東京スカイツリーの展望台から望む初日の出。雲の切れ間から少しだけ顔を出した=1日午前7時12分、東京都墨田区、白井伸洋撮影 【黒川和久】東京スカイツリー(東京都墨田区、高さ634メートル)で1日、「初日の出特別営業」があった。普段より3時間早い午前5時から始まり、約千人が展望台から望む初日の出に今年1年の幸を願った。 昨年5月22日に開業して初めて迎える元日。午前6時ごろから眼下に広がる街が明るくなり、高さ350メートルの天望デッキの南東側の窓際には、家族連れらが集まった。 「おおっ」「きれい」。地平線近くは雲がかかっていたが、午前6時52分、雲の切れ間から、だいだい色に輝く太陽が姿を見せると、来場者から歓声や拍手が上がった。西側では雪に覆われた富士山も見られ