熊本県教育委員会は2010年8月17日、同年7月に実施した公立学校教育選考試験1次試験の「教職教養」の問題に誤りがあったと発表した。高校教諭試験を受験していた3人を追加合格とし、事情を説明して謝罪した。 熊本県教育委員会によると、誤りがあったのは教育法規条文の語句の正誤を当問題。正しい表記は「職責遂行」であったが、「職務遂行」と誤記した。関連する二つの設問について、正答がないため受験者全員に4点を配点した。 教職教養の科目は小学校、中学校、養護、栄養教諭の受験者3021人が受験していた。熊本県教育委員会は2010年8月12日、1次試験の合否を受験者に郵送しており、同年8月16日に成績の開示を求めて来庁受験者から指摘があり、発覚したという。