テレビ番組の質はその国の民度と一致する! 女子柔道の代表選考中継のような人権軽視を繰り返してはならない! 2012年5月、ロンドン五輪の女子柔道代表が決定された模様は、フジテレビが生中継した。選手側の反発を受け、今になって批判の声が高まっているが、リアルタイムで真っ向から批判した新聞は夕刊紙の東京スポーツだけだった。 テレビ局と新聞社には深い関係がある。資本上の関係で結びついている会社もあるし、そうでなくても新聞はテレビ局から広告の出稿を受ける。ビジネスで絡み合っている。現場の放送担当記者もテレビ局から嫌われたら仕事にならない。 テレビ局側も新聞で叩かれたらマイナスにしかならないし、番組はテレビ欄で好意的に扱ってもらいたいから、過度なぐらいに記者を大切にする。1990年代まではテレビ局側が記者たちの自宅に中元・歳暮を届けるという、おかしな習慣さえ存在した。 けれども、東スポは一般紙やテレビ
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