民主党副代表の北沢俊美元防衛相(参院長野選挙区)が代表を務める同党総支部が、選挙区内で行われた葬儀への香典として、北沢氏が防衛相在任中の平成22~23年に、少なくとも79万円を支出していたことが12日、分かった。24年までの3年間では143万円に上る。政治家の関係団体が選挙区内で寄付を行うことを禁じた公職選挙法に抵触する可能性がある。 民主党長野県参院選挙区第1総支部の22~24年分の政治資金収支報告書によると、香典の支出は22年に16件(48万円)、23年に15件(38万円)、24年に24件(57万円)と記載があった。防衛相在任期間に限ると28件(79万円)で、支出先はいずれも県内の個人だった。 このほか22~24年には、県内の個人などに対し、祝儀4件(16万円)▽見舞い7件(14万円)▽線香代1件(3万7800円)▽生花代1件(1万5千円)-などに支出した記載もあった。これらも公選法が
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