米軍ヘリから窓が落下した普天間第二小学校(手前)。奥は米軍普天間飛行場=沖縄県宜野湾市で2017年12月13日、本社機「希望」から 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校(児童数約640人、喜屋武(きゃん)悦子校長)の校庭に、米軍大型ヘリコプターが窓を落下させた事故から13日で1カ月。事故後も学校周辺上空での米軍機の目撃が相次ぐなどし、利用再開のメドが今も立たない校庭には、子どもたちの歓声が戻っていない。保護者は「学校上空を飛ばさないで。子どもたちに安全な学校生活を送らせてあげたい」と切実な声を上げている。【佐藤敬一】